いののん

インヒアレント・ヴァイスのいののんのレビュー・感想・評価

インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)
4.5
なんらんら、これは!
じぇんじぇぇん、う゛ぁらりましぇ-ん!!
ぶりゅがりい---!!!
(注:ラリって舌がもつれてハッキリと言えてない)
(注:しかも歯が抜けて笑いながら叫んでる私)


葉っぱでラリホーかけられて朦朧としながらも、でも極めて冷静に覚醒してもいるような感じで。ゆらゆらしながら、くすくす笑って、ゆるくて熱くて格好いい。


「まばたきひとつしないで観られるほどの面白さ!」「もうレビューなんて書けないくらいの面白さ!」と教えていただいたので、すぐ図に乗ってしまうアタシは、じゃあアタシも!と参戦してみた。が、葉っぱをやり過ぎて頭が朦朧&覚醒を繰り返し、ふらついてぐるぐるになってしまって、1回観るのに、日が昇る早朝から、日が沈んで暗くなるまで、となっちゃった。だけど、それは苦痛でもなんでもなくて、むしろこの映画に、1日どっぷり浸れることができて、特別な時間だったなあと、なんもわからんかったくせに、感覚だけはちゃんと享受したつもりになっていて、それはそれは贅沢な時間となった。 最後の方で、ホアキンめっちゃ格好いい!と思い、なんか無性に幸せに満たされているような気持ちにもなり、草むしゃむしゃしてるジョシュ・ブローリンを観てやたらと泣けてきて。シェスタ(キャサリン・ウォーターストーン)の涙うかべた笑顔にもやられて。あそこで何とも、どす黒い、どどめ色したホアキンに笑った!


①始まりのショット! 大大大好き! あれだけで、何万回も観られる。あれ、壁紙にしたい! ②ホアキンの六角形サングラスが欲しい! 多分似てるまがい物を買ってしまうと思う! ③BDとサントラ、アタシもポチっちゃった!(と、また調子こいてしまった)


とりあえず、初めての観賞からは以上です!

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1週間後に2度目の観賞
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それから数日後に3度目の観賞


1970年のアメリカ、ベトナムは泥沼、テレビにはエクソン大統領、病んでるアメリカ、


でも評論家になんかなんな、当事者でいろ!
わかんなくても首つっこんで生き抜け!
今は、そんな風に受け取っている


何回観ても、確かに感想は書けない。
中毒性があることは確かだ。
ハマるとやめられない。
いののん

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