「ランボー4」以来の体感5分映画。
勿論こちらはランボーと違い中身スッカスカなので、じゃあ何がそんなにおもろいのよ?
ということですが、それは映画マジックにおける「清々しいまでのバカが発揮する説得力」とでも言えばいいだろうか。
ワイスピシリーズにも通底するような。
「やりすぎることはいい事だ」と言わんばかりのディザスタぶり(最高!!!)と、両親のヒーロー感(ここはドウェイン・ジョンソンの肉体の説得力に拍手)、トラウマ乗り越えに利己的な人間の破滅という普遍的な映画が伝えるべき基本を子供でも分かるように言う為だったら細かい事はどうでもいいんだぜえ〜という衒いのなさは、やっぱり好感が持てるもんである。
本編後のカットされたシーンで、知事が科学者の忠告をシカトしたり、地震情報を放送してたレポーターが不遇にあってたシーンがあったり、「あれ足らないな〜」と思ってた視点もちゃんと持ってたんだなーそりゃそうだよなと、ますます好感が持てました。