シルバーウィークという名のもとに
映画を観るというのも
時間つぶしには良い。
で・・・何を？
とりあえず観るということで、
邦画より洋画と
思って映画館のサイトを見ると・・・・
「カルフォルニアダウン」
デザスタームービーは、
映画館で見ると大迫力ということもあり
映画の醍醐味という点で、嫌いではない。
ただ・・・
時期的に不謹慎な映画なのかもしれない。
オフィシャルサイトにも、
この映画には、津波のシーンが・・・
云々と書かれてある。
もちろんフィクションであるに
決っている映画なのだが
なんとなく・・・なんとなくだ・・・
どこかに当事者感の無い
自分がいる気がする。
そんな後ろめたい自分を感じながら、
映画を観ることに・・・
内容は、よくありがちな
家族の物語（離婚やら・・・）の上に、
自然災害が降りかかり、
レスキュー隊のオヤジが家族だけを
助けるという、非常に一点に
フォーカスされた内容。
単純。
しかし、自分としては、非常に
複雑な感情がこみ上げるものがある。
そうできるなら、そうなって欲しいとか・・・助かってよかった・・・とか。
正直に、安堵が欲しいのかもしれない。
もっと言うなら、日本で、
こういうことが現実に起こった
ということが、
どれだけの人に伝わるのだろうか？
ということだ。
そう思うと、単純に、エンターテイメントとして見られない映画と
なってきている自分がいた。
おそらく、こういう映画は
日本人には作れないように感じる。
単純には楽しめないな。
