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カリフォルニア・ダウンのkiritoのレビュー・感想・評価

カリフォルニア・ダウン(2015年製作の映画)
3.8
【自然の脅威の前には人は無力なのか】

<お詫び>
すいません。
まだあまり観られている方もおられないのもあり、101本目しょっぱなから長文になってしまいました(´・_・`)
よければお付き合いくださいm(_ _)m

過去最大の地震がカリフォルニア、サンフランシスコをはじめとするアメリカを襲う。
絶望の中、主人公たち家族はどう立ち向かうのか…

はじめに注意しておきたいのは、
この映画は恐らくDVDで視聴した場合評価は3.3あたりになる作品ということである。
その大きな理由は『映像の迫力』にある。
正直、あまりのリアルさに私は『恐怖』を植えつけられた。
3.11の恐怖が忘れさられつつある今、純粋に災害は怖いものであるのだと再認識させられた。
地震、火災、建物の倒壊、津波。
どれもその場にいる感覚に陥れさせられるほど、とっても恐ろしかった。

このように本作は自然の脅威を描いているが、実は主軸となるのは『家族の愛』である。

ワイルドスピードシリーズでおなじみドウェインジョンソンが演じる主人公(レイ)はレスキュー隊員のリーダーである。
妻(エマ)と娘(ブレイク)という家族がいるが、実はもう一人の娘を水難事故で失っており、妻とは離婚状態にあった。
そして妻には再婚も考える会社の社長である彼氏がいる。

その日も彼らの何気ない1日はスタートするが、無情にも地震が発生して…
レイがいるのはロサンゼルス、エマはビルの最上階のレストラン、ブレイクはサンフランシスコのビルにいる。
果たして彼は家族を救うことができるのか?
(なお、この映画の一番のツッコミどころはここですが、彼はレスキュー隊のリーダーでありながら家族を救出しにいきます。まあ一応本部の許可はもらってるんですけどね。)

ここから先は是非是非劇場でみていただきたいそんな映画です。
この映画のすごいところは緩急が激しい点です。
ホッとさせて緊張させるを何度も何度も繰り返します。手に汗握りました。
あと災害があった時こうすべきという勉強にもなりました。

評価は今の所あまり高くなさそうですね。
かくいう私もまあ普通の災害ものだと思ってなめてましたが、実はちょっと泣きました。結構感動します。
あと意外と笑える部分もちょくちょくある点がまたこういう映画にはない斬新な点でしょうか。
エンディング曲もかなり好きでした!
期待してなかったのもありますが、私は今年の映画TOP10に入れてもいいかなと思えるくらいの作品です。暫定ですが…

〜おまけ〜
間違いなくレスキュー隊員の主人公がかっこよくみえます。
そしてある人物が彼女(娘ブレイク)を助けるというシーンがあるんですが、このシーンがすごく良い!
そういう時に助けることができるように今日も筋トレ、ランニング頑張ろうと思いました。
しかし、娘役のアレクサンドラダダリオ綺麗だった…

もう一つ。学者がシスコ、シスコ言ってるけどどこやねん!と思ってたらサンフランシスコのことでした。
略すなよ(´・_・`)

誘ってくれた友人に感謝しつつ…
2015.9.12

ネタバレちょいレビューはこちら↓
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