【好きなセリフ】
ソロ「素手で車を止める気だ」
舞台は冷戦時代。アメリカCIAスパイのソロ（ヘンリー・カヴィル）は東ドイツから整備士のギャビー（アリシア・ヴィキャンデル）を西ドイツに脱出させる任務を行なっていた。ソ連KGBスパイのイリア（アーミー・ハマー）はそれを阻止すべく2人を追うが、逃がしてしまう。アメリカがギャビーを保護した理由はナチスの残党に核弾頭が渡るのを防ぎ、核の技術をアメリカに持ち帰るためだったが、ソ連も同じ目的で動いており、急遽アメリカ・ソ連連合で核弾頭がナチスに渡すのを阻止することになる、というストーリー。
スパイ映画というハラハラドキドキ展開もありつつ、キザなソロと真面目なイリアというデコボココンビがコミカルに描かれていて、観ていてとても楽しい映画だった。
冷戦時代のドイツ、イタリアで物語が展開されるため、当時のファッションや街の景色も同時に楽しめる。
それに加えて、アメリカ、ロシア、また映画後半にはイギリスと複数の国の登場人物出てくるため、英語・ロシア語・ドイツ語・イタリア語とたくさんの言葉を聞くことができる。
外国語好きにはたまらん映画。
要所要所で流れる音楽や潜入やアクションシーンでは独特なカット割があり、味変しながら飽きずに観ることができる。
2017年から続編の製作されると言われているらしいけど、コードネームUNCLEの活躍を早く続編で見てみたいなぁ。
