最近、ガイ・リッチー監督作品をよく観ている。本作は2015年公開のスパイ映画だ。
舞台は1960年代のドイツ。冷戦を象徴するベルリンを舞台に、アメリカ、イギリス、ソ連のスパイが暗躍する。ストーリーも面白い。映像も音楽も凝っている。最後まで飽きさせない素晴らしい作品。
しかし、その最大の勝因はキャスティングだ。主演のヘンリー・カヴィルは『ミッション・インポッシブル／フォールアウト』では大男のイメージだったが今回はそうでもない。実際の身長は185㎝らしいが、KGBエージェント役のアーミー・ハマーが長身なので小さく見える。166㎝のアリシア・ヴィキャンデルはなお小柄に見える。そのせいかは分からないが可愛い。ちなみにこのアーミー・ハマーはあのアーマンド・ハマーのひ孫で、身長は194㎝だそうだ。『TENETテネット』にも出演したエリザベス・デビッキも191㎝の長身で存在感がある。ヒュー・グラントは老けてからのほうがかっこいい。
