のき

コードネーム U.N.C.L.E.ののきのネタバレレビュー・内容・結末

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

テンポが良いアクション映画で、コミカルな演出も多く難しいことを考えずに楽しめる作品。スパイアクション映画らしく後半怒涛のどんでん返しもあり、ストーリーとしても面白かった。服装、車、音楽、ジョーク、どれもお洒落。

敵対関係にある旧ソ連とアメリカのスパイが無理やり手を組まされて陰謀を阻止するストーリーの中で、主人公2人のお互いの意地の張り合いがずっとおもろい。盗聴器のくだりとか、潜入するときのネット切ったり鍵こじ開けたりするシーンとか、自国の技術が優ってたときのドヤ感w
あとクリヤキンがボートで追っかけられてるシーンとか、拷問かけられてるおっさんが燃えちゃうシーンとか、ボカした背景で笑かしにくる感じが個人的にツボだった。ジャズ調のBGMも含めてセンスしかない。

斬新なカーチェイスも見応えがあった。スポーツカーで車がブンブン走ってる街中をカーチェイスするのは良くあるけど、本作の小型車ならではの小回りの効いたスピーディでアクロバティックなカーチェイスは迫力がありながらも華麗さがあった。オフロードカー・バイクのカーチェイスも映像・音ともにかっこよかった。出てくる車が全部かっこいい。

エンドロールで人物設定が紹介される演出も、ストーリーの裏付けになっていて面白かった。
のき

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