性描写や暴力描写もかなり過激な部類に入る今作だが、特に村木の駄目ぶりはシリーズ随一だ。
横領しまくって足がつき、ヨタヨタと借金取りに追われる登場シーンから既に大分ダメダメな上に、道中轢いてしまった名…
強姦未遂と失恋の痛手により自己喪失状態に陥っている看護婦(桂木麻也子)が、人生をふいにした証券マン(竹中直人)と一緒に、当てのない逃避行を繰り広げる。原作者本人がメガホンを取っている、日活ロマンポル…
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石井隆初監督、元祖ヌードの夜
2011年5月31日 18時06分レビュー。
1988年にっかつ提供、原作、脚本、監督石井隆。
「ヌードの夜、愛は惜しみなく奪う」を鑑賞前にもう一回おさ…
観たのは『天使のはらわた 赤い閃光』で、日活ロマンポルノが終わったあとも石井隆自ら作り続けた『天使のはらわた』シリーズ6作目。前作であるこの『赤い眩暈』から石井隆監督は監督も努めることとなる。名美と…
>>続きを読む『天使のはらわた 赤い眩暈』@新橋ロマン劇場
1988年 日活ロマンポルノ 石井隆監督デビュー作
変性意識に陷るネオンの灯り、夜の汚濁に塗れる女体、哀しみの予感を誘発するどしゃぶりの雨、肌にま…
日活株式会社