トゥーン

天使のはらわた 赤い眩暈のトゥーンのネタバレレビュー・内容・結末

天使のはらわた 赤い眩暈(1988年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

石井隆初監督作品。
後の監督作品にも出てくる演出やモチーフがふんだんに使われていて、この時点で作風が確立されていた。
村木の死後に魂目線の映像を入れているのが面白い。そこからのラストシーンは村木と名美の確かな繋がりが演出される。各所でいい演出があって、魅せられる。
ただ問題なのが、脚本が都合よく、男性的であること。ポルノだなという感じの展開になっていて、説得性はない。でも、なさけない村木としっかりと自立する名美の構図は崩れない。
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