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『プロミスト・ランド』に投稿された感想・評価

odyss

odyssの感想・評価

2.0
【無能社員がなぜ部長?】

期待はずれの一本でした。

まず、主人公(マット・デイモン)はこれまでシェールガス掘削の許可をたくさん獲得して実績を挙げ、部長に昇進という設定です。とすれば、許可を得る過程で異論が出た場合の対処の仕方にもそれなりに経験を積んでいるはず。海千山千の男でなければ部長にはなれるはずもありません。

ところが、です。たまたま担当した村には博士号を持つ高校教師がいて説明会で異論を唱える。これに対して主人公はあまりに無力です。

19世紀や20世紀初頭の石油掘削の時代とは違いますよ。21世紀の現在、環境保護の思想はかなり浸透している、これは常識です。こういう場合にどう反論するか、会社側としては想定しておかなくてはならない。なのに主役はたじたじとなるばかり。こんなに無能な男がどうして部長になれたのか不思議ですね。

ここがこの映画の最大の弱点だと思う。それは、単に設定が弱いということだけではないのです。この映画の最大のポイント、つまりシェールガスを掘削することは環境に悪影響を与えるのか与えないのか、という問題を観客に説得力豊かに示すことができなくなってしまうが故に致命的な弱点なのです。

つまり、本来ならこの映画はその辺に最重点を置いて作られるべきだと思う。会社側と環境保護派が、掘削の与えるかも知れない悪影響の可能性がどの程度あるのか、想定される悪影響にはどういうものが考えられるかについて、丁々発止でやりあう・・・・そういう映画なのかと私は期待していたのですが、この点では完全にハズレでした。例えば、日本の新聞でも報道された問題として、シェールガスを掘削すると地震が増える、という指摘があります。真偽の程は分かりませんが、そういう色々な害悪の可能性に触れることなく、最後は祖先からの土地を守るという単純なメッセージに収斂してしまうこの映画は、テーマの大きさに比べてきわめて安易な作られ方をしていると言うしかないでしょう。

マット・デイモンは脚本にも参加しているそうですが、まだまだ未熟ですね。
yukko

yukkoの感想・評価

3.7
おネムなのに完走出来ちゃった🏃💨
イイ映画は眠気も吹っ飛ぶね。

F. マクドーマンが嫌いなんだけど、この役はサバサバしてて良かった👌何が大事かをちゃんとわかってる。

マットデイモンが等身大の役で、イイ人感出てハマリ役。
つぶらな瞳が誠実さ感じるわ。

しかし大企業は嘘だらけで全く信用ならんなー。
もっとシェールガス·安全エネルギーの事が知りたかったけど、蓋を開けたらバリバリのヒューマンドラマだった。
ワラ

ワラの感想・評価

3.4
メッセージはそうだよね、なんだけどお話としてまっすぐすぎるというか作品としての楽しみは少なめだった。100分でシンプル。
ガスヴァンサント好きなんだけど作品の幅が広くてこれこれ感はない。

大企業がシェール・ガスの採掘権買い占めに乗り出したことで静かな田舎町に巻き起こった波紋の行方を描く。

大手エネルギー会社の幹部候補スティーヴは、仕事のパートナー、スーとともにマッキンリーという田舎町を訪れる。ここには良質なシェール・ガスが埋蔵していた。スティーヴの目的は、その採掘権を町ごと買い占めること。農業しかないこの町で、不況に喘ぐ農場主たちを説得するのは容易なことと思われた。地元有力者への根回しも欠かさず、交渉は順調に進んでいく。ところが…。

マット・デイモンは、脚本にも参加。実力派揃い。
Ryan

Ryanの感想・評価

3.5
エゴイスト

ストーリー
アメリカ国内で盛り上がるシェール・ガス革命に一石を投じた社会派ドラマ。大企業がシェール・ガスの採掘権買い占めに乗り出したことで静かな田舎町に巻き起こった波紋の行方を綴る

主演 マット・デイモン
監督 ガス・ヴァン・サント


マット・デイモンが自ら製作・脚本・主演を務め、「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」のガス・ヴァン・サント監督と再びタッグを組んだ作品であり、共同脚本に俳優のジョンクラシンスキーも参加している。

キャストはとにかく豪華
マット・デイモン、フランシスマクドーマンド、ジョンクラシンスキーなど
序盤のテンポはすごく良く、企業で働く男の考え方や価値観がわかり町民と過ごす時間で変わっていく様はさすがガスヴァンサント。
ガスヴァンサントは自然の描き方が上手くそこに存在する人間をまるで自然のように描く。要するに映画ぽいのに映画ではないのだ。だからこの監督は大好きだ。

この作品は中盤から後半にかけて一気に失速する。まるでマット・デイモンのためにある映画のようになる。マット・デイモンの作品の選び方もそういったのが多い気がする。
ジョンクラシンスキーやフランシスマクドーマンドは大好きなので彼等彼女等の登場がピーク。
なんか、お金、お金、って。
かたや、環境保護、って。
それぞれの立場で大切に思うものは違うから・・
けど、基本的に、第一次産業は大切にすべきだと考えます。

私がいつも思うのは、土地ってそもそも誰のものでもなかったはずなのに、いつのまにか誰かのものになって、売ったり、貸したり。なんだかな〜。
hazakura

hazakuraの感想・評価

3.7
マット・デイモンも脚本を手掛けてるんだね。特別に伝えたかったことがあるんだろう。。。
環境保護団体の一員が・・・すごく驚かされたが、自分の決断をしたスティーブは素晴らしかった。
リスクなく天然ガスを採取する手段を見つけることが正解な気がする。
環境問題と経済の両立
SDGEsなんていってるけど
極論人口減少か、環境のための
経済活動自粛か、科学技術の急速な発展か
言うことは簡単だが
実現はムズい
Seth

Sethの感想・評価

3.9
『グッドウィルハンティング』のガスヴダンサント✖︎マット・デイモン再集結!!

マット・デイモンの役は、いわば都会のインテリで民主党支持者と言った感じ(田舎出身で大学から都会に出たインテリという設定だけど)

彼は、グローバル社というエネルギー系の会社に勤務していて、田舎出身の自分ならうまく懐柔できると自信を持って、農村に出向くんだけど

様々な出会いを通して、生き方を改めるストーリー。とてもいい話だったけど、『グッドウィルハンティング』の大ファンからすると、やや下位互換な感じもしてしまった

ご高齢の教員の設定はすごく良かった。理科の先生や社会の先生が、地域を知性で持って守るというプロットがとてもいい。
『グッドウィルハンティング』の1番大切なメッセージである、その知性をなんのために使うのかというところがこの作品にも貫かれていてよかった

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ヒューマンドラマとしては、前述の通りそこまで傑作と言うほどでもないんだけど、

アメリカが抱えてる都市と農村の問題、地方の衰退やエネルギー革命による失業の問題などが描かれていて非常に勉強になった

フランス政治なんかもそうだけど、最近の先進国は右対左ではなく上対下(エリートVS庶民)になってきてることが、この映画からもよくわかった

ただ、この映画はマット・デイモンの人生という意味ではいい答えを提示したけど、格差をどう解消するのか、衰退する地方をどう再生するのかについては、一切答えを出しておらず、もっというと答えが簡単には見つからないから
どの先進国も政治が低レベルにならざるをえない(ポピュリズム)んだろうなとも思った
うーん…
好きなテーマだったから期待したんだけどなぁ
クライマックスが思った通りで嫌だった…
わりとマットデイモンの演技がわかりやすくて、明らかに自分のやってることに疑問を感じてるんやろなぁ〜って感じを出してて、最終的に想像通りに決着させるけどそれって誰のなんの解決にもならんよねっていう
ただお前が言わずにおれんかっただけやんっていう
アリスは教師のくせにただの尻軽
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