プロミスト・ランドの鳩摩羅什のレビュー・感想・評価

金と暴力が好きなのがアメリカだと思っている。その昔、エコノミックアニマルと揶揄された日本だが、それは揶揄した方が金に目がないことを露呈したのだと思っている。
そして本作は、アメリカの大企業が札束で住民の頬を叩きながら大金を稼ぎだす姿が描かれている。
しかし、アメリカ人と言っても一様ではない。各々が自分の信念を貫こうとするのがアメリカの良さだ。告発や正義を唱える人が必ずいる。
金儲けは悪くない。
しかし、正しく生きたい。
大事なものは捨ててはいけない。
大事なものを捨てないこともまた戦いなのだ。