君子

楽園の瑕 終極版の君子のレビュー・感想・評価

楽園の瑕 終極版(2008年製作の映画)
3.8
4月1日に「流星」の上映には行けなかったので、近所で上映してくれていたこちらを鑑賞。

初めて観た時は、そもそも射鵰英雄伝のことも知らない頃だったのでめっちゃ眠くて…笑 今は射鵰英雄伝を読んだり、ドラマも見たりしてめちゃくちゃ知ってる状態ではあるのだけど、やっぱりそこまでハマれない。。というかむしろ、話が違いすぎてなんとも笑 (ブリジット・ジョーンズの日記がジェーン・オースティンの小説のキャラの名前と一緒なのと同じ感覚…って説明になってないか…)

けどまあ、あんな砂漠の中で、レスリーやカーファイやトニーさん、カリーナ、マギーたちが愛だの恋だのに悩む姿を愛でる時間なんだと割り切ってしまえば、映画館のスクリーンで今作を観る意味はあったと思う。

あと、もちろんこのタイミングなので追悼の意味はある。。香港で何かあると、どうしてもレスリーが生きてたらなんて言ったかな、行動したかな、といつも思うことが癖になってて。10周忌はこないだの事のようだけど、日本では記念コンサートの映画館中継は今回は無かったし時間は容赦なく過ぎてるんだなぁと…。歌神の最新曲「又十年」であとまた幾つの十年を過ごせるだろう、みたいな歌詞があるのだけど、それをなんとなく思い出した。また一年を過ごしてまた4月1日が来ることが怖くもあり、当たり前でもあり、また来年も、いやいつでもレスリーを映画や音楽で思い出しながら過ごしたい。
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