ハジョンウ好きなら「ハ」とつく映画は見なくちゃね☆ということでユーロスペースへ。わたしの人生ベスト「ヤングアダルト」のように、あいたたたた…なんか心臓が痛いよT_T的な気持ちにはならず、同じような負け犬話なのに、最後は爽やかに涙し、軽やかな足取りで円山町を後に出来た。
フランシスの空回りかつ不器用っぷりが愛おしくて、なぜならあの気持ちわかるし。親友が友達が、周りがどんどん大人になっていって、アラサーにもなって世間の「普通」になれなくて、ぬるま湯が気持ちいいし、でもプライドだけは高いから見栄張っちゃうし、漠然と「夢見るなにものか」になれるような気がするし…ってこれ、私のことだ!!( ; ; )
けど幸せそうな親友だって、嫌な思いもしつつも、地に足をつけて暮らしている。ラストに映る主人公の足。わたしたちは世界と折り合いをつけて、もがきながらも暮らしてる。かっこ悪いけどがむしゃらに走って走って走りまくる!
そんな気持ちになり、ドシドシと渋谷センター街を闊歩しながら、わたしもフランシスになった気持ちになりました。
undateableという単語を覚えた。