ふしん

フランシス・ハのふしんのレビュー・感想・評価

フランシス・ハ(2012年製作の映画)
3.0
不器用なアラサー女性フランシスが、あっちに行ったり、こっちに行ったり、色々なものを失ったり、フラフラしたりしながら自分の生き方を見つけていく話です。

とにかくまぁ、フランシスが不器用なんですよね。「いやいや、そこはそうじゃないだろ」と言いたくなるシーンも多いですし。人によってはそういうフランシスがバカ女に映るでしょうし、イライラするかなと思います。

ただ、彼女のそういう不器用さやフラフラしているところは、結局は少し変わった感性を持ち合わせていることに繋がっているんですよね。そこが垣間見えるシーンがちょくちょくあり、それぞれが好きでした。

また意味深なタイトル「フランシス・ハ」が指し示す意味が最後にわかるのですが、それがいい余韻を残すことと思います。
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