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アントマンのmakiのレビュー・感想・評価

アントマン(2015年製作の映画)
2.0
窃盗罪で服役していたスコットは、出所したものの仕事もなく行き詰っていた。元妻も再婚しており、娘のキャシーだけは慕ってくれていたが、養育費が払えず面会禁止に。そんな時昔の窃盗仲間に誘われ、金銭目当てである富豪の屋敷に侵入。しかし金庫で見つけたものは妙なコスチュームのみだった。試しに着てみると、スコットの体はアリのサイズになってしまい、散々な目にあう。そのコスチュームこそアントマンスーツであり、屋敷の主ハンク・ピム博士が、「アントマン」候補を探すため、わざと盗ませたものだった…

スパイダーマンやアイアンマンでおなじみマーベル・コミック作品の実写化。その名のとおりアリのサイズに縮小するヒーローが活躍する話。ファミリー向けアクションコメディと聞いていたので、序盤が思ったよりマジメな展開でちょっと面食らった。組織云々のくだりがやたら堅苦しいし、アントマンとして活躍するまでの尺も長いし…。前半がどうにも退屈すぎて面白くなる前に興味を失ってしまった。

登場人物にも惹かれず。スコットは娘のためとはいえ一度ならず二度も犯罪に手を染めるダメ男なわけで、ヒロインもちょっと男勝りすぎるというか…。ヒーローものは主人公とヒロインが好きになれないと見るのがしんどいな…
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