渋谷TSUTAYA1/11。
グリム童話「ねずの木の話」をベースとした映画。去年、ビデオデッキを調達したのは、どうしてもこの作品が観たかったからです。だって、大好きなビョークが出てるんだもん…。
グリム童話、お恥ずかしながらあたしは全然知らないのですが、モノクロの映像と相まって、美しくて冷やっこくて残酷で怖かった…。これ、子供に観せられないなあ。
それにしてもビョークってなんてピュアな雰囲気なのかしら。当時二十歳だった彼女、汚れを知らない子供のような目。限りなく透明に近くて、人間の姿をした妖精なんだと思う。ビョークの歌声は、優しくて、おかあさんのお腹の中にいるみたいに気持ちいい。(ゆえに、この作品で少ししか彼女の歌声を聴けないのがさみしい…