カズザク17

大空港2013のカズザク17のレビュー・感想・評価

大空港2013(2013年製作の映画)
3.5
地方にある、のんびりとした空港が舞台。なのに、映画のタイトルが「大空港」なのが、Gapあり過ぎで可笑しい。これも、三谷流のシュールな笑いなんだろうか?
小さな空港で突然起きる、大きな飛行機トラブル。そこに、とある家族のトラブル・ピンチ・ドタバタが絡みあい、更には謎のパイロット?が現れ、物語が面白おかしく複雑になっていく。
祖父、父親、娘、息子…それぞれが秘密を抱えている。そこに、母親のロマンス?、的はずれな叔父の夢が絡み合い、更に、空港職員の半ば自棄っぱちのひと押しがあり、グタグタのボロボロになっていく。祖父、娘、息子の連続カミングアウトに、全てに理解を見せる叔父。懐が深いのか、ただ単に何も考えていない だけなのか、なかなか憎めないいいヤツである。
三谷作品にしては、少しおとなしめ?それでも、それなりに楽しませてもらった。