ゴン吉

アパルーサの決闘のゴン吉のレビュー・感想・評価

アパルーサの決闘(2008年製作の映画)
4.0
二人のガンマンの熱き友情を描いた西部劇。
エド・ハリスが監督兼主役をビゴ・モーテンセンと共演し、レニー・ゼルウィガーがヒロインを演じる。  

1882年のニューメキシコ準州が舞台。
バージル・コール(ビゴ・モーテン)とエベレット・ヒッチ(エド・ハリス)の2人組のガンマンがアパルーサの町にやって来る。
その町は、近くで牧場を営むブラッグ一味が牛耳っており、やりたい放題の無法タウンと化していた。
保安官ですら殺人容疑でブラッグの牧場に出向くと返り討ちにあって殺されてしまう。
町の人々はバージル・コールとエベレット・ヒッチを、新しい保安官とその助手として雇う。
そんな折、未亡人のアリソン・フレンチ(レニー・ゼルウィガー)が町にやって来る。
バージルはアリソンを一目惚れして結婚することを決心するが……

早撃ちのバージルとエイトゲイジ・ショットガンのエベレットの二人の絆が見どころです。
主役が前半と後半で変わるのが興味深い。
信頼し合う二人の男の前に一人の女が現れ、果たして彼らの仲は……
独り身の女が西部で生き抜くための処世術が良くも悪くも説得力がありました。
そして女に骨抜きにされたバージルに対して、クライマックスでエベレットが下した決断に注目です。 

2022.5 地上波・テレ東で鑑賞(午後ロード・吹替:久保喜昭 訳)
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