いち麦

デリーに行こう!のいち麦のレビュー・感想・評価

デリーに行こう!(2011年製作の映画)
5.0
超いい加減で楽観的なグプタおやじと潔癖症の女社長ミヒカ。不釣り合いな二人がデリーへ行く珍道中を描いたインド映画。底抜けに陽気なマヌの処世術は彼自身の人生に裏打ちされた非常に重みのあるものだった…涙、涙。
テーマ等『きっと、うまくいく』と通じるところも多いが、あちらのスマートさはない。その分ロードムービーならではの楽しさ、素朴さがあり地味なイイ味わい。特に夜の野営ドライブインや列車に乗るシーンが魅力的。
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