ぴんじょん

シャークネードのぴんじょんのレビュー・感想・評価

シャークネード(2013年製作の映画)
2.0
B級映画の雄、アサイラムの日本における看板作品。

凶暴なサメがハリケーンで竜巻に巻き込まれ、ロスアンジェルスの街に降ってくるという、無茶苦茶な設定のお話し。

どう見ても、どっかから拾ってきたとしか思えないような映像をつぎはぎしているから、シーンごと…いやカットごとに映像のテイストが違っているのも愛嬌。

登場人物の多くも、今までのモンスター・パニック映画のセオリーを無視して、片っ端からサメに食われちゃうから油断がなりません。

別れた妻とその家族を助けに行くって展開は、この手のB級映画にはよくあるパターンですけど、新しい旦那が登場早々パクリとサメにやられちゃうところだけは小気味がいいのです。

ハリケーンであふれた水は一体どこから流れてくるのか、低いところから高いところにあふれたりしてるし、サメが空から降ってくることはもちろん、水まで物理法則を無視しちゃってもうあきれ返るのを通り越して痛快なほどです。
この茶番劇家族のドラマ、どっかで見たなあと思ったら、『ゴジラ-1.0』のテイストとそっくりじゃないですか。(笑)
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