2013年、アメリカ合衆国のTV映画。
アンソニー・C・フェランテ監督、サンダー・レヴィン脚本によるSFディザスター。おそらくコメディを意図したものではないと思われます。
メキシコ湾で発生した3つのハリケーンにより、海中のサメを大量に吸い上げた巨大な水上竜巻がロサンゼルスを襲う。バーを経営するフィン・シェパードさんは家族を守るため、従業員や親友とともに命懸けの冒険に…、云々といったお話。
フィンの元妻エイプリル・ウェクスラーを演じるのはタラ・リードさん。1999年『アメリカン・パイ』ではタラちゃんといった印象でしたが、本作では二人のお子さまを育て上げた母親タラさん、貫禄十分。
巨大な水上竜巻がサメだけを選択的に吸い上げるなんて製作側のご都合主義…そんなことを言い出すと娯楽も何も生まれませんので、敢えて自然界の驚異ということで。
チェーンソーを持ってサメの口に飛び込んだフィンさんが従業員ノヴァさんに傷ひとつ付けなかったのも、製作側のご都合主義…なんてことではなく、「レザーフェイス」を凌駕する神技の持ち主ということに。
