Donatello

アイ・フランケンシュタインのDonatelloのレビュー・感想・評価

2.9
フランケンと言ったら「フンガー、フンガー」の世代ですからして、アゴ割れイケメンのエッカートさんをもってして「こちらが我々の提案する新たなフランケン像です」と言われても「ですじゃねーよw」と。
頭の横にボルト差しとけと。

現代を舞台に、フランケンシュタインが悪魔軍団につけ狙われ、悪魔と対峙してきたガーゴイル軍団と共闘する、というプロットが素晴らしくぶっ飛ばし過ぎです。
もうほぼフランケン関係あらへんがな。
最近で言えば『リンカーン/秘密の書』とデッドヒートを繰り広げられそうな無理矢理ヒーロー化。

しかもフランケンの癖にイヴォンヌ・ストラホフスキーちゃん扮するヒロインと恋に落ちそうになります。
アレだぜ?博士に彼女作ってもらえなかったから博士の奥さん殺しちゃったヤツだぜ?
仮にダークヒーローって事でも、彼の中の正義の定義がよくわからなくて、何のために戦ってるのかもまぁまぁブレブレ。

どうせなら古典的なガーゴイルの武器借りて使うのではなくて、腕引っこ抜くとマシンガンだったり、膝からロケット出たりすると人造兵器感があってよかったんですがね。
だからボルト差しとけってアレほど。

全く面白くないわけじゃないけど、半年したら思い出せなさそうな面白さ。
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