無実の人間を刑務所に送ってしまったことからアルコール依存症に陥り、母親としての親権まで失いかけているケイトは、冤罪を主張するレイシーの無料弁護を引き受けるコトになり……という法廷モノ。
とりあえず、幼い娘との関係改善を模索するケイトの必死さは伝わってくるものの、過去の失態以前の彼女が如何に優秀だったのかというトコロが全く伝わってこなかったトコロが残念。いっそ2時間くらいかけてもっと丁寧に構成してくれれば判りやすくなっただろうに……。
むしろ、レイシーの猫被りに何故気付かないのか、という最大の疑問は一体どうすれば……。
ともあれ、グダグダだったり、ビシッとしたデキる女だったりと両極端なケイト・ベッキンセイルを堪能できる一作。個人的には、もうちょっとデビッド・ライオンズの出番があればな……と (笑)。
