マッチ

リーガル・マインド 裏切りの法廷のマッチのレビュー・感想・評価

3.5
不器用なあまりに、弁護士として正しいさばかりを求めてしまう主人公。
求める正しさは、誠実さからくる証拠ではなく。
人間の醜さばかりを見てしまうと、打ちのめされて当然。そこから立ち上がるには、自分を見つめ直し、他人を受け入れ、自分の非を認め……たくさん乗り越えなきゃいけないものがある。
プライドや仕事での成功を大切にするあまり、愛を見失う。
しかし、最後に主人公を救ってくれるのは、自分を愛すること、人を愛すること、愛を大切にする生き方。
法廷サスペンスとうより、ヒューマン要素が強い作品でした。
良作です。
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