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リトル・フォレスト 夏・秋のTAMUのレビュー・感想・評価

3.8
本来であれば見る順番が逆になりますが、韓国版『リトルフォレスト』を見た結果、日本の食材ベースも見たくなり鑑賞した本作。

緑に囲まれた坂を自転車で駆け下りる爽やかなオープニングに、「おおっ、全く同じ始まり方!」とテンションが上がり。

韓国版は冬から始まったが、こちらは深緑の夏から。
日本版は、より食材の扱いから料理を作る工程をナレーションで丁寧に、友人との関係性はほとんど説明無しな感じが対称的。

なので、より1人鉄腕ダッシュのような、割りに合わないくらい手間暇かける料理作り、そして「いただきます」に作物へのありがたみを感じる。

アケビって食べたことないなー。食べてみたい。

ちなみに、いち子(橋本愛)はヘウォン(キム・テリ)より少しおしとやか?
冷蔵庫は丁寧に手で締めてますw

ドラマ性には欠けるものの、日雇い仕事に出たり、電気代やガス代の請求が来たり、韓国版が生活どうなってんのとファンタジー掛かったところも地に足が着いて見えて良い感じ。

そして、居なくなって分かる母親へのありがたみ。「ちゃんとひと手間掛けてくれてたんだね」にグッと来た♪
後編も見よう。
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