がちゃん

チェーンヒートのがちゃんのレビュー・感想・評価

チェーンヒート(1983年製作の映画)
2.7
これは稀にみるトンデモ映画です。

殺人を犯したリンダ・ブレアら一行は、
刑務所に収容される。

この刑務所がむちゃくちゃで、
タバコなんて当たり前。
所内の規律も緩すぎて笑える。

麻薬やら同性愛やらがほぼ公認。
所長はかわいい囚人を自室に呼び出しては、
いかがわしい行為をビデオに録るのが趣味。

囚人たちも、
黒人グループと、
白人グループが対立しており、
殺人事件まで当たり前のように起こる。

刑務所側も、
派閥争いがあり、
外部からの査察からのスキャンダル逃れに必死・・・

女の人の裸がいっぱいの作品だが、
不思議と誰にも魅力を感じない。
女子プロレスを観ているようだ。

外部かkらの麻薬の横流しシーンなど、
本来ならサスペンスたっぷりの場面にできるはずなのに、
間延びしてしまらない。

『エクソシスト』や『ローラーブギ』で、
リンダ・ブレアの隠れたファンだった私でしたが、
堕ちたなあって感じで哀しかった。
一種のポルノだもん。

ラストはお決まりの暴動シーンだが、
奥行もスケールも感じない。

興味がある方だけおススメ。
がちゃん

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