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アマデウスのan0nym0usのネタバレレビュー・内容・結末

アマデウス(1984年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

この作品は大概、サリエリの呻吟の物語として捉えられていて…確かに私も、同じように感じていた。

いくつも作品を観たけれど、レビューを書く気が起きてくれない日々が続いて…久々にこの作品を眺めてみました。あんまり頭に入らなかった。

秀才と天才。

秀才は得た技術を巧みに使える人のこと。
天才はここに無いものを創り出す者。

秀才は凡人か?

違う…非凡人だ。

秀才にさえ届かない人の方が圧倒的に多いよね。
もちろん私も、そのひとり。

どこまでも凡人な場所から、サリエリの背中越しにアマデウスを見てみると…この作品はまたひとつ違った味わいを見せてくれる。

ああ、どんなに頑張っても…
この呻吟からは逃れられないんだ。

そして、思うままに創り出す事ができたとしても…その輝きは消費されるものなのだと。

最近、映画では泣けないので本で泣いてばかり。
自作した情景でないと、心が揺さぶられない。
そもそも、心を落とし込めない(苦笑)

あー、だからか…
誰かの才能を借りて、それを使い潰して…
まるで亡者みたいだ。

映画に対する適応障害みたいなものかな。
しばらく気持ちを休めたら…
想像力は治るのか、腐るのか…

まずは惰眠を貪るところから始めます(爆)
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