このレビューはネタバレを含みます
アメリカ人たちが何をやってるんだろう……としか見れなかった。
史実のモーツァルトやサリエリがどうなのかまったく知らないが、ひとつのフィクションとしてもアメリカナイズされ過ぎててキツい。単にオペラの教養が無さすぎるのもあるだろうが。
オールタイムベスト映画『人生はローリング・ストーン』のレビューでしばしば本作が言及されてるので観たんだけど、「天才と秀才」というテーマ自体がそこまで興味ないというか、求めるハードルが高いというか……。少なくとも本作のように戯画的に誇張してドラマチックにした関係を見せられて何か感じ入ることはできない。大衆向けだなぁとしか。
あとは長いのもキツかった。DVDで裏表ひっくり返して後半を観るの初めてやったかも。
回想形式なのも冗長さに拍車をかけている。