若草

アマデウスの若草のレビュー・感想・評価

アマデウス(1984年製作の映画)
4.0
生きづらい天才大好物!!おもしろかった〜〜!!

豪華で街並みや宮殿綺麗で映像的にも楽しめる。
3時間飽きずに観られた!

なんでこんな変な奴がずば抜けた才能持ってるんだ…じゃなくて、変だから普通では思い付かない偉大な芸術を生み出せるんだと思う。
こんな天才を間近で見られることに感謝して素直になればいいのに、、
自分も才能あるからこそ、モーツァルトの天才っぷりがよく分かって苦しいという構図が刺さった。

最後の作曲手伝うシーンが至高。
2人がやっと音楽で理解し合って語り合う夢の時間。
あれはもう愛でしかない…
人生かけて自分も相手も破滅させるほどのクソデカ感情ぶつけるの、物語としては最高に美しい。
結局サリエリがモーツァルトへの愛憎を拗らせすぎたゆえの壮大なラブストーリーじゃないか…(思想強め解釈)
とか思っていたらこういうのをアマデウス効果というらしい。
めちゃくちゃ好きなやつだ…名前付いてたんだ。

この映画でサリエリの知名度が上がって再評価されるようになったらしい。
全然知られていないところからサリエリとモーツァルトの関係を軸に映画作ろうって思ったアイデアがまずすごい。

精神病院の神父と同じように「あっこれ知ってる!サリエリの曲だったんだ!?」って騙されるくらいクラシックには教養ないから終わってからいろいろ調べたくなった。
モーツァルトは同時代的にもすごく評価されてたんだと思ってたから、ラストにびっくりした。
若草

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