このレビューはネタバレを含みます
こう言うクラシックな作品って大体テンポ悪かったりするのが通例なのですが、これに関してはかなりリズミカルに展開していくので観やすかったです。
モーツァルトの生涯をサリエリが語り部として話すと言う面白い映画にありがちなパターン(この語り部パターン以外だと、個人的にはクライマックスを最初に持ってくる映画やキーワードの辞書解説から始める映画は大体面白いです)。
サリエリのなまじ才能があるからこそ自分の凡庸さに気付いてしまい、嫉妬と憎悪の炎を燃やす感情は誰しもが何かしらで経験があると思います。
そこにトム・ハルスが怪演し切った変態モーツァルトが来たら面白くない訳が無いです。
金を費やした分、見事に面白い作品が出来たなあと言う印象でした。
あと、僕が観たバージョンは戸田奈津子版の翻訳じゃなかったので、有名誤訳のデスマスクとかじゃなくて良かったです。
集中出来ました。
それとおっぱい大きい人が多いです。