中国共産党と国民党が争っていた頃、国民党は内戦に敗れ台湾へ逃れたものの、その残党はまだ深く暗躍していた。共産党は敵の動向を監視するために“701部隊”を秘密裏に設立し国民党の無線通信を傍受し解析を続けていた。しかしある日突然通信が途絶えてしまう。部隊の責任者である郭興中=通称、老鬼(ワン・シュエピン)は、新たな通信を探り出すため、聴覚に優れた人材を集めようと、コードネーム200号の諜報員、張学寧 (ジョウ・シュン)に密命を与え、優れた能力を持つピアノ調律師の羅耳三(パル・シン)を捜させる。命令を受けて上海に向かった張は彼を捜し出すが、彼女はそこで助手である盲人の調律師・何兵(トニー・レオン)と出会う。彼は異常なまでに聴力が発達しており、それを見抜いた張は何兵を連れ部隊へと戻る。彼女は彼にモールス信号や通信技術を教え込み、やがて何兵は厳しい試験を経てみごと国民党の通信を発見する事に成功し、部隊の重要メンバーとなる。一方、張はコードネーム“重慶”と呼ばれている国民党の大物スパイを誘き出そうと罠を張るが、やがて抗争は混迷を極めていく。
1917年。果物店に勤めるチェンは純朴な若者だった。しかしある夜、女性ボスと警察署長のトラブルに巻き込まれたことで、彼の平和な時間は永遠に奪われることになる。そして、黒社会へ身を投じたチェ…
>>続きを読む中国の刑務所に投獄中の人物を救出にやってきたCIAエージェントのビショップ。一方、ワシントンDCではCIAの作戦担当官・ミュアーが華々しいキャリアの最終日を迎えようとしていた。そこへ香港の…
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