この映画の何がすごいって完成してないんだよな。
アニメ三期決定→やっぱ劇場版になりました!→上映時間49分です! という明らかに制作上で何かがあった変遷を経ての上映。
タイトルにfinalって付いてるのも、恐らくタイトルが決まったあとに何かがあったのだろうということが窺える。
きっと最初は原作の最終章をやる予定だったのだろうが、出来上がったのは最初と最後の五分だけ最終章の頭をやって、あとは別に劇場版でやる必要のない内容の話。しかも劇場版だけみると最悪のバッドエンドである。ある種の全滅ENDなのである。
作画は良いがそれだけ。来場特典の冊子も前編と書いてあったが、記憶が正しければ後編が出ることは無かったのである。
因みに最終章本編は、このfinalの購入特典のドラマCDとして封入されているのである。
考えれば考えるほど何かがあった映画なのである。
罪人は誰なのだろうか?
答えろよKADOKAWA! おい! 返せよ! 超作画の本当のfinalを返せよ!