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聖者の谷のkaobelのネタバレレビュー・内容・結末

聖者の谷(2012年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

狭い世界でしか生きてこなかった青年は、ただ漠然とある別の世界への憧れが、別の世界からきた人との交流により心が成長し自分のやりたい事や、やらなきゃいけないことが明確になった。やっぱり恋の力って大きいよねと思うのです。
船で彷徨い、やっと見つけた陸地。

調査隊の湖の水を汲む時のゴム手袋、素手で触れてしまった時のアルコール消毒、その光景は、なんだか悲しい。住む星が違うかの如くはっきり映して出されています。


遠く離れても心に残り続ける
さよならは言わない。決して言わない。

汚染された湖、その中で懸命に生きる人々の姿は美しい、美しい映画です。
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