サンダンス映画祭ワールドシネマ部門ドラマ観客賞など2部門受賞作品。
政情不安なインドのカシミール地方の分離独立運動やダル湖の汚染問題なども盛り込んだ、フィクションとノンフィクションの要素を併せ持つ社…
このレビューはネタバレを含みます
この映画は、田舎暮らしの主人公が「ここには聖者がいない」という良く分からない理由で都会へ行こうと決意するところから始まる。
しかし最後まで映画を見ても、聖者がいないから都会に行くという理由の意味が…
捨て去りたかったはずの場所でやむを得ず巻き込まれた足止めによって訪れた出逢いで大切なことを知る
とても瑞々しい作品だった
楷を操り船が水の上を進む音、鳥のさえずりとそれらを邪魔しないような音楽が聞こ…
インドカシミール地方のお話。領土問題による紛争あり、人口増加による環境汚染、それでも田舎には田舎の文化(イスラム教)がある。若者は田舎が嫌だから友達と都会を目指すが、紛争で足止め。そこでアメリカから…
>>続きを読む聖者が作った谷で暮らす、もう聖者はいないという若者。
誰かによって作られた舞台に乗せられ、役割を強いられる生活から逃れようとしていたが、させられるのではなく自分で手を加えて生活を作りはじめる。
夢だ…
【私には合わない】
DVDにて。
アメリカ・インド合作、ムーサ・シード監督・脚本、2012年、82分。原題はVALLEY OF SAINTS。
インド映画だけど、筋書きらしい筋書きがあまりなくて…
【湖面に花、湖底にはきっとヘドラ】
DVDレンタルにて。2012年のインド映画(アメリカも出資)。日本では2013年のアジアフォーカス・福岡国際映画祭で上映され、WOWOWでの放映もあったようです…
何故見ようと思ったのか自分でも良く解らない中、最後まで見てしまった。内容は、都会へ行こうとする若者の心の葛藤的なヤツ。ですが、この作品の凄い所は、リアルインドな感じ。映像がずっと薄暗く、あの湖の汚さ…
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