オーウェン

リスボンに誘われてのオーウェンのレビュー・感想・評価

リスボンに誘われて(2012年製作の映画)
2.7
スイスで働くライムント教授が自殺しようとしていた女性が持っていた一冊の本に引き付けられ、リスボン行きの列車に当てもなく乗り込む。
その本の作者を知る人物を訪ねるうちに、ポルトガルの暗い歴史を知ることになる。

タイトルで観光映画のようなお気楽さと思っていたら、随分と内容は重たい。
それでも真相を探るという歴史ミステリのような部分もある。

ちなみに主演のジェレミー・アイアンズは狂言回しであり、ほとんどは過去のシーンで埋め尽くされる。
これじゃなんのためにジェレミーを使ったのか疑問だけど。

それに真相も大して響かなかった。
革命とやらの真偽はどこにあったのかさっぱりな内容。
これじゃ豪華なキャストも無駄遣いというもの。

シャーロット・ランプリングなんか実に意味深な演技してるのに勿体ない。
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