まーしー

3千万で落札された女のまーしーのレビュー・感想・評価

3千万で落札された女(2012年製作の映画)
3.0
世界進出を狙う中小企業が、ある事件をきっかけに存続の危機に陥る。会社の資金をショートさせないよう、女性社長が取った手法は、自らの体を商品にして投資を促す「ボディ・ファンド」だった——。

思いのほか、楽しめた作品。
女性社長・麻美を演じたのは、当時セクシー女優で、現在は実業家として活躍する丘咲エミリ。
その彼女が、美貌とスレンダーな体型を武器に、その体を商品として売り出すという設定。
金額にして、1口1,000万円。

麻美の体に投資する男性として登場したのは3人。タイトルの「3千万で落札された女」とは、「3人から3千万円を集める」ということ。
登場した3人の男性の性癖がそれぞれユニーク。彼女は、会社のため従業員のため、嫌悪感を抱く男性たちにその体を抱かれていく。

定期的に訪れるお色気シーンは、過激すぎず弱すぎず。丘咲エミリの美しい裸体を拝める。
誰かと一緒に鑑賞すれば気まずくなること間違いなし。

会社が順調だった麻美に何が起きたのか。
彼女と敏腕イケメン秘書との関係は。
窮地に立たされた彼女は起死回生を図ることができたのか。
少しでも興味がある方は、ぜひご確認を。現在、アマプラで配信されています。


以下、ネタバレ気味のツッコミどころ。
従業員10人程度で東アジアに販売網を築こうとする設定に無理があるのでは。
連日、会社の応接室で白昼から情事に耽る女性社長と敏腕秘書。でも、何かと痕跡が残り、他の従業員も気づくはず。
女性社長を一晩抱く権利が1口1,000万円とは、美人とは言え、さすがに高すぎると思う。