さすけ

紙の月のさすけのレビュー・感想・評価

紙の月(2014年製作の映画)
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幼少期に体験出来なかった自由を、勤め先の銀行のお金を悪用して体験しようとする。
宮沢りえさんの心境が変化する時に着ている洋服が華やかになったり、目の色が変わったりする所が良かった。
池松壮亮さん、本当に実在してそうなくらいリアルに演じていて見ていて楽しかった。
皆、他人を利用して生きている様がよく見えた。

幼少期、きっと辛かっただろうなぁ。
本来の自分を偽って生き、大人になってふとしたことがきっかけで今まで着ていた殻を破るようなことをしだす。暴走は止められなくて気づいた時にはもう遅い。
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