Hoshiduru

紙の月のHoshiduruのレビュー・感想・評価

紙の月(2014年製作の映画)
3.6
「どんなんでもお金なんだから一緒でしょ」

ああこわい、人と自分の境が分からない者は歯止めが効かない。お金が誰のものなのか、誰の為になにをするのか、全てが変わらない。

嘘であっても、偽物であっても、それが美しいなら、幸せならいい。いずれ終わるものであるとわかっていても、その時の幸せを最大限に引き出す。

ただ、彼女が特別であるだけで、あくまで他の人はその彼女にはついていけない。意味がわからない、という、あの顔。好きだ。

最初始まった時は、ああ、こうなるなら分かるのかなぁ…とか思ってたけど、関係ないんだろうなぁ、あくまで環境が引き金であっただけ。
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