銀行員として働き、穏やかな夫と生活する一見どこにでもいそうな主婦が若い男に沼り、罪を重ねる転落人生。
非モテ男性がキャバ嬢にガチ恋して、貢ぎまくって破産した後に事件を起こすみたいなニュースを連想す…
日本映画専門チャンネルで放送時に鑑賞。だいぶ前。
「桐島」の吉田大八監督だからと思って見ていて、やろうとしていることは概念的なものだというのも分かるし、何というか図式がそのまま図のまま放り出してあ…
その辺のホラーよりスリルある。
真面目な人こそ自身の価値観が傾いたときに一気に変わりそうではあるが、この映画はそんな真面目で平凡な主婦が犯した小さな罪が重なり、その時に抱いた罪悪感とは反比例するよ…
さまざまな女性の側面に同乗させてくれる角田光代氏。とっつきやすい文体でありながら、思わぬ所に地雷を仕掛けておられるもので。
読めば“あの頃”の自分に、迂闊にも足をすくわれそうになることしばしば。
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ハラハラする瞬間がたくさんあった
。悲しいような、悲しくないような、それぞれの人の気持ちを汲み取るのがめちゃムズだった。
あんな横領考えられないけど、何かにハマるとか、後に引けないとか、ハマりにハマ…
淡々と道を踏み外していく主人公がリアル。
彼女の背景に特別な闇を描き出すわけではなく、するりと落ちていく姿を必要以上に痛々しく見せずに描いているのが見事でした。
旦那のことも恋人のことも、お金のこ…
18歳の頃初めて1人映画デビューした作品。
この映画がきっかけで池松壮亮さんが好きになり、池松さんがきっかけで邦画をたくさんみるようになりました。
内容も然りラストシーンの音楽もとても良かったです。…
宮沢りえ綺麗すぎました!
池松壮亮かわいかった!
ピュアな始まり方の2人が、だんだんゲスな感じに終わっていくのが見所。
2人の情熱的な描写と、
銀行の無機質な描写の対比がよりいっそうわくわくさせる。…
(C)2014「紙の月」製作委員会