圧倒的美の後の無の生、更にそれを描けないという絶望、沼に陥りながらも、それを紛らわす空虚な鮮やかさが見事だったように思う。宗教から遊びまでこなす人間、端から端まで足を掛けられる側面は賜物として消費す…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
見終わって時間が経つと、すごく、救われた映画だった。
海、川。人生は流れる。
ローマという街自体が、追憶の街なのではないか?
歳を取ったらまた見よう。
・初恋の人の乳房、あれが究極的な美だった。"…
皮肉?シュール?真理?
ちょっと高尚すぎてまだ理解できない…
現代アートとクラシックな彫像
華やかな喧騒と陰鬱な静寂
逞しい鳥たちと老いたシスター...etc.
いろいろと対比が描かれてどのシー…
巨匠が晩年に撮った様な映画、
全てを達観してる感じ
これを42〜3歳で撮っているパオロソレンティーノって何者ですか?
おそらく今後何年もかけて繰り返し観る事になりそうな、
映像と音楽とキャスティン…
煌びやかで、アーティスティックで、攻撃的で、難解で、突き放したような、よそよそしさ。圧倒的な美しさに酔いしれていたら、ふいにぐしゃりと心を掴まれて、たまらなく切なくなる。
アフリカの聖母が、どうし…
おじさんの夢のような映画。
長く新作を書いていない65歳の小説家、ジェップ(トニ・セルヴィッロ)。かつてのベストセラーのおかげでそれなしの資産があり、小手先の仕事もあり、セレブ社会の中で暮らしている…
アカデミー外国語映画賞、ゴールデングローブ外国語映画賞を受賞したパオロソレンティーンの作品。パーティーに明け暮れるローマ在住の作家の話。
Hand of Godが良かったのでこちらも鑑賞してみまし…
(C) 2013 INDIGO FILM, BABE FILMS, PATHÉ PRODUCTION, FRANCE 2 CINÉMA(C)Gianni Fiorito