このレビューはネタバレを含みます
不思議な作品。
中途半端で人生の目的を失った二人の少女。
漫画家になる夢から援助交際が主となる生活になってた女と、服飾の仕事に憧れつつも、同棲中の男に二股かけられ別れられず彷徨う女。
二人は同居するが、
人生の方向が違うことを互いに気づき、離れていく。
どこか援助交際で男嫌いを体感している節の女と、見切りをつけた風だけど見捨てられず男を好きなままの女ゆえだ。
ラストは、下北で少し漫画家として売れた女と、シングルマザーとなった女が再会し、歴代の男たちと子供と、かえるのうたを踊り歌う。非常にシュールな画で終わる。
ドライヤーで攻めてくる男たちの場面は、流石に笑えた。