まさなつ

でんきくらげのまさなつのレビュー・感想・評価

でんきくらげ(1970年製作の映画)
3.0
大映の軟体動物シリーズの第3作。

って、何ちゅうシリーズや?ちなみに他には、しびれくらげ、イソギンチャクとかあるそう。そもそもクラゲって軟体動物?

まあ、それはどうでもいいことで、増村保造だから観たのですが、映画の方は、母親と娘の話。母親の男に無理やり犯され、夜の商売に身を落とす娘。母親は男を刺し刑務所へ、、っと絵に描いたような不幸な母娘の話のようだけど、暗さはあまりない。娘は我が意を得たりと、徐々に男を手玉にとってのし上がる、、まあ、どっちもどっち。特にこの母親はひどいと思うけれど、娘はそんな母親を大事に思う。

増村監督だけに、暗過ぎず明る過ぎず、テンポ良く展開するので、サッサと観られます。ただ、キレも毒もしたたかさも弱くて、面白いとは言えないですが^^;。

主演の渥美マリは当時人気あったそう。ジャケほどエロはないです。
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