客の殺害がバレた木村が車からリュウを降ろし、走り去ろうとする車にリュウがすがりつき、その後やって来たタクシーにリュウが乗り込むまでを捉えたワンショットの場面が印象に残った。濱口作品にしては会話(日本…
>>続きを読む【サンクスシアター 11:濱口竜介の深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ】
先日、第71回ベルリン国際映画祭の受賞作品が発表され濱口竜介の短編集『偶然と想像』が審査員グランプリ(銀熊賞…
同性愛者が集まりすぎている。
誰をも魅了する男娼に周りの人間が魅了されておかしくなったり死んだり。
彼の魅力を見出したカメラマンが、祖国に連れてく、連れてかないの葛藤の繰り返し…長かったなぁ
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「ヤクザ」とか「ゲイ」とか「カメラマン」とか私的にはどうでもいい題材ばかりから成るので退屈だった。が、そこは好き嫌い。
たまたまつい最近、主演ふくめてヤクザ役全員が真実味ゼロで単に好青年や弱い先輩や…
いくらでも物語に起伏とサスペンスをあたえることができたはずなのに、被写体/性的な対象のあわいを揺らぐ少年の魔性との対峙に焦点をしぼった潔さは評価できる。花嫁が恋人と階段を下っていくショットがすばらし…
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