濱口さんの映画は繊細にみえてとても暴力的なことやってる。それは緩急とかじゃなくて画面に不穏な空気がずっと漂ってる、誰もが言ってはいけない一手を打ってしまいそうやし、誰もが拳を振りかざしそうな雰囲気を纏ってる、キスもシャッターも婚前逃避も男娼もとんでもないことしてる、それを日常に落とし込んでいくのはとてつもなく困難な作業だと思う。真を写すとはよくいったもんだけど、現実の枠、フレームってなんなんやろ、人生はフレームの外で繰り広げられる。ただ、その一瞬を切り取る写真が真実を写すのか?結局全部嘘で全部本当なような素晴らしい世界や
しかし、とても寂しくなる