男を狂わす魔性の男娼を演じた石田法嗣、髪型のせいもあるけれど、前半と後半の顔つきの変化がすごい。
俳優陣がみなよくって、カメラマン役のキム・ミンジュン、ヤクザの木村役の米村亮太朗などとてもカッコよか…
石田法嗣さんが魅力的。
御法度の惣三郎なみにまわりの男性たちを虜にしていく。
ラストは何を物語っていたのか。
結婚式というのも、濱口監督作品によく出るテーマ。
やっぱり女性の不貞が少なからずあ…
嘘がバレてマジックミラーを叩き割り逃げる場面、石田法嗣が車から降ろされる一連の長回しで画面奥に映る団地にかかる木の影などから相当気を使って撮られたのが伺える。
頭を丸めてから石田法嗣がやけに画面に…
あちら側の世界とこちら側の世界、どちらがどちらでもいいが、一歩踏み込んでしまったらそこにとどまる事は出来ても、元の世界には戻れない。表層の壁は幾らでも突破出来ても、深層の壁はどうしても破る事が出来な…
>>続きを読む新郎新婦の別離から始まって、題材が理由でもあるけど、数十分もすれば映画から女性が消える。だから血縁よりも”深い”恩義に重点が置かれるのか。石田法嗣を中心とした眼差し。被写体とカメラ。映画はもちろん、…
>>続きを読むこころの深いところにあるものをいかに表現に昇華させることができるのか。
映される側も、どれだけブレずに自分のことを信じてやっていくことができるのか。
未だ見ぬ姿、感情にいかに向き合うことができるのか…
中盤マジで眠かったけど、最後のあたりで濱口竜介お得意の乗り物が出てきてテンション上がった。
モデルは足にクリーム塗るか、ブログで美容品を紹介すれば良いだけの仕事と思っててゴメンなさい。
最初に横に倒…
このレビューはネタバレを含みます
濱口竜介アーリーワークスにて。2010年作品。
石田法嗣がとっても可愛い。
若い頃、「どうしてそんな選択をしてしまったんだろう…」と後悔することを、つゆとも疑わずに魔が差してやってしまったという…