東京藝術大学と韓国国立映画アカデミー共同製作作品とのこと。
まず、男娼を演じる石田法嗣の、オム・ファタールぶりに目をうばわれる。冒頭5分くらいのところで、部屋に入ってきた男に、頭をもたれかかるの…
このレビューはネタバレを含みます
無理してクライムやサスペンスを導入している感じが否めない。しかし肯定的に捉えてみる。
例えば交点と別れについて。
男娼・リュウの殺人とカメラマン・ペファンの友人の結婚がどのように交差するのか…
これは正直ハマグチ作品で一番好きじゃないかも
ハマグチにはこういうの求めてないし、何がしたいのかわからなかった
テキストに重きを置かれてないハマグチ作品は、ごめんけど魅力を感じない
脚本を練り込…
まさかのノワール。
冒頭は90年代のインデペンデントというか、平べったい世界の中に不意に理不尽な暴力が表出する作品群の系譜なのかと思っていたけれど、話が進むにつれてどんどん濱口竜介作品になっていった…