【 写真が残った事で事件は記憶される 】
2001年9月11日、ワールドトレードセンターで何が起きていたか、、
アメリカ同時多発テロ事件によって、WTC内および地上で亡くなった2,606人の犠牲者のうち、少なくとも200人が転落(または飛び降り)で死亡しているという。
映画はドキュメンタリー。ナレーションとインタビューによって当時の出来事を振り返る構成。フォーリングマンの衝撃的な写真が新聞から消えた理由、落下した人が誰だったか、残された家族、など。事件から５年後に製作され2006年3月にイギリスのテレビネットワークChannel 4で放送され、アメリカでは2007年9月にディスカバリー・チャンネルで放送された。
感じるのは
こういった写真は公表すべきなのか…
規制されるべきなのか…
議論される事は多いが、事件全貌(歴史)を伝えていく際には必要な事なのかと思う。観るのは辛い部分もあるのだけど。
<WTCについて>
・設計者はミノル・ヤマサキという日系アメリカ人建築家。
・WTCはツインタワーと呼ばれる2棟の110階建オフィスビル(1WTC,2WTC),22階建の高級ホテル(3WTC),2棟の9階建オフィスビル(4WTC・5WTC),8階建の合衆国税関ビル(6 WTC)47階建オフィスビル(7WTC)の7棟からなるビルの集合体。
・WTCのビル群には430のテナントが入居し銀行・金融会社・保険会社・貿易会社・政府機関など約5万人が働いていた。
・1973年4月4日にオープン。2001年9月11日に7棟とも崩壊した。
<同時鑑賞>
BS.世界のドキュメンタリー
「グラウンドゼロからの脱出 9.11
生死を分けたもの」
→その日、生き残った人たちの行動と運についてのインタビュー集。
