子供時代の終わりの、あの瞬間のアナ・トレント、あの深い瞳、凄まじい存在感を見るための映画。
もっと美しい少女でも他の俳優では成立しなかっただろう。
独裁政権への暗喩とかもっと深い意味があるのかは難し…
すごく良かった。
母親、次いで父親をなくしたアナ…おばや祖母、姉妹達と暮らしながら母親の夢幻を見る少女を描く。
至る所に憂いと厭世、死、そしてスペイン内乱の影……。
『ミツバチのささやき』でも思った…
監督がアナ・トレントを使いたかっただけの映画。
「ミツバチのささやき」とこの作品、どちらも幼女目線の死についてという点では同じだけど、「死んでしまえ」とか「死ね」とか子供に連呼させてばっかで正直見て…
尊敬する方のレビュー拝見し、過去鑑賞を思い出した。あれは遡ること15年以上前、BS放送で観たのだったか…
当時ワタシは他県の山村に暮らしていた。
隣接する林際の大木は、カラスの大群が夜になると帰るマ…
カルロス・サウラが監督なのですが無意識にアナ・トレント繋がりで「ミツバチのささやき」と比較してしまったけれど骨太でした
冷蔵庫の中に冷やされた鳥の足 開けると鳥が殺されて足だけがあることは気づくけ…
75年のスペイン映画。
「ミツバチのささやき」のアナ・トレントが主演。純粋無垢な表情の奥に危うさを感じさせる主人公アナ役を好演。「カラスの飼育」とは、カラスを育てても目をくり抜かれないように気をつけ…
純粋故の残酷さは子供ならではのもの
子供の頃は人生で置かれる状況を、そのまま受け入れなければならなくて...
そんな嫌な日々から逃げ出したくて、現実と空想を行ったり来たり、夢見がちな世界に生きてい…
カルロス・サウラ監督作品
うーん…まあまあ。
『ミツバチのささやき』に出演していたアナ・トレント主演映画。
父の不貞目撃と突然死、愛すべき母の死と伯母の口うるさい説教に、散々な少女。彼女は妄…
『ミツバチのささやき』から2年経って少し大きくなったアナちゃん主演
光の差さない真っ暗で大きな瞳に吸い込まれそうでした
大人になったアナが語る子ども時代の記憶の物語なので幻覚も登場するし時系列も交…
抜けない棘を分けてあげる。
母に続き、父まで急に亡くした幼い三姉妹。中でも、次女のアナは感受性が強く繊細。叔母が面倒を見ようとするが、高圧的な態度ゆえ摩擦が生まれる。母との思い出を度々思い返すアナ…