ずっと見たかったカラスの飼育。
ようやく!
現実と幻想が交錯していく中で、語り手も交錯していた本人という点では、物語を理解していくのは中々に難しかったです。
恐らく理解できていません。
ただ、この映画・主人公アナ・トレントでなければ成立しないと思います。彼女は、多くを語りませんが色々なものを見てしまいます。トレードマークである大きい瞳。
これが非常に悲しげな雰囲気を醸し出していて胸が苦しくなります。
ぐっと堪えているのでしょうね。色んな事を。その中で、母親への愛情から泣いてしまうシーンなんかは、本当に涙してしまいました。色んな思いが自分でもあって、
良き映画と出会えました。