碧

カラスの飼育の碧のレビュー・感想・評価

カラスの飼育(1975年製作の映画)
3.5
子供時代の終わりの、あの瞬間のアナ・トレント、あの深い瞳、凄まじい存在感を見るための映画。
もっと美しい少女でも他の俳優では成立しなかっただろう。
独裁政権への暗喩とかもっと深い意味があるのかは難しくて私にはわからない。
成長した本人の登場と亡くなった母親の回想シーン、父親はざらりとした異物感があった。
アナと、なつかしさの漂う美しい風景、愛らしい姉妹、お手伝いさん、お祖母さんだけ見ていたかった。
碧